現代音楽偉人伝 第3章『ビル・エヴァンス』のあとがき
皆さんこんにちは。
ある時は無頼のベーシスト
ある時は気まぐれ作曲家のyoukeyです。
突然ですが皆さんは「ジャズ」は好きですか?
僕ですか?僕は特別好きというわけではありませんが、たまに聴くと良いもんですよね。
たまに食卓にエスニック料理が並ぶと心躍るような感じです(わかりにくい例え)
ただ僕も、学校でポピュラー音楽を専攻していたものですから、ジャズはやっぱり切っても放されない関係なんですよ。
コード理論にしてもモード理論にしても全部ジャズが基本ですからね。
やはり新しい音楽を追求する上では必要不可欠なジャンルだと考えています。
最近では「King Gnu」とか「Suchmos」とか、ジャズを基盤にした音楽が流行していますからね。
どちらかと言えば、最近の若者には新鮮な音楽としてジャズが定着しているのではないでしょうか。
まあ、ジャズが基盤になっていると気付かれていないのがほとんどなんですけどね。
ビル・エヴァンスを支えた影の立役者
この回でビル・エヴァンスを取り上げるにあたって、やはり目がいったのは彼と共演したベーシストでしたね。やはり僕もベーシストの端くれなので。
考えてみれば、現在ではみんなレジェンドとして語り継がれているような人物ばかりでした。
まず最初に紹介するのは
Kind of Blueのセッションで共演したポール・チェンバースです。
彼はどちらかというと堅実なプレイが持ち味だと思うのですが、リーダー作の「Bass On Top」では結構ゴキゲンなフレーズをアルコ(弓)弾きで奏でてたりしています。
マイルスの他にも、ソニー・ロリンズやアート・ブレイキーのバックでの演奏も有名ですね。
続いてはやはりビル・エヴァンスを語る上では外せないスコット・ラファロです。
実は僕、恥ずかしながらラファロが在籍していた頃のアルバムは「Waltz for Dabby」しか持ってないんですよ。
しかし、それでもラファロのプレイには圧巻されることがよくあります。
ビルのプレイのそっと寄り添うようなベースラインと、ソロのインプロビゼーションは現在の音楽において、エレキベースでも非常に参考になると思います。
続いて紹介するのは、第2期ビル・エヴァンス・トリオのチャック・イズラエルです。
実は彼が僕の一番好きなビル・エヴァンス・トリオのベーシストだったりします。
スタイル自体は地味の一言なんですが、目の覚めるような正確なピッチで当時情緒不安定だったビルのプレイをしっかりと支えています。
最後に紹介するのが、ビルによって見出された孤高のベーシスト、エディ・ゴメスです。
彼は持ち前のテクニックと作曲センスでビルに新たな可能性を提示したと言っても過言ではありません。
やはりどちらかというと堅実派な感じもするのですが、彼のリーダー作では実験的な要素も垣間見れます。
ええ、僕も大好きなベーシストですよ。特にアルコ弾きはほとんど彼の影響です。
考えてみればみんなベーシストであれジャズ界のレジェンドですね。
特にエディはジャズを嗜む人なら一度は耳にする名前ではないでしょうか。
しかしまあ、やはり類は友を呼ぶというのか、凄いミュージシャンの周りには凄いミュージシャンが集まってくるんですかね。
いや~、僕もそんな所に集まりたいな~(一生無い)
もし、現代音楽偉人伝の動画をご覧になったことがない方は、この機会に是非一度観てみてください(´ω`*)
それでは皆さん、良い1日を♪